木造建築の新築・リフォームなら白山市の有限会社吉見建築士事務所

有限会社吉見建築士事務所

この家はカッコ良さや写真映えを一切考えない、ただただ健康に住んで欲しいと願って設計した両親の家です。

父は喘息を患っています。

温度差やホコリが喘息には大敵です。

少しでもホコリが少なくなるようカーテン不要で、プライバシーを保ちつつ、解放感もある明るい住宅を目指しました。

温度差があるのも問題となる事から高い断熱効果を持たせ、経済産業省の補助事業として石川県初のZEH認定を頂いた住宅です。

重力換気を採用する事で風をつくり出し、熱気を効率よく排出する事
直射日光が直接窓から宅内に入らないよう計画する事
天井や床材は無垢材・壁は調湿効果のある材料を採用し、湿度を下げ体感温度を下げる事で涼しくエアコンに頼らない住宅となっています。
7月・8月のエアコン費用は1か月あたり1,500円程度で過ごせています。

LDKから廊下に出た瞬間やお風呂に入る時に温度差を強く感じ、ヒートショックになるのを防止する為全館暖房方式を採用しています。
これによってLDKだけではなく、廊下や洗面所、トイレ、納戸に至るまで、概ね一定の温度を実現しています。 日中は積極的に太陽の直射日光を宅内に取り込み、暖房負荷を軽減しています。
1月・2月の暖房費は1か月あたり7,000円程度で家全体がほんのり暖かく、寝具は毛布すら不要です。
北陸の家で多い結露も、結露が原因で発生するカビもほとんどありません。

結露が無い事はカビが発生しないだけではなく、木材の腐りやシロアリ被害の可能性も小さなものにしてくれます。
喘息患者のみならず、健康な人にも建物にも最適な環境を実現しています。

設計事例イメージ
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